このイベントは終了しました
- 参加無料
- 駐車場あり
- 当日参加可
主催者・後援者名: | 独立行政法人 農研機構 |
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日時: |
2016年7月9日(土)
9時30分~10時30分 ※気象条件等により日時が変更となる可能性があります。詳細は主催者にご確認ください。 |
場所: |
食と農の科学館(つくば市観音台3-1-1)
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イベント内容: | [講演者] 瀬筒秀樹(生物機能利用研究部門 ユニット長) [講演内容] 富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産に登録され、かつて日本の経済を支えていたカイコが再び注目されています。また、カイコがつむぐシルクは、CO2排出量が少ないサステナブルな天然素材としての評価が高まりつつあります。しかしながら、養蚕農家の高齢化や繭の価格競争などにより、日本の養蚕業は深刻な存亡の危機が続いています。このような中で、2000年に蚕糸・昆虫農業技術研究所(現 農研機構)が中心となって開発した遺伝子組換えカイコの作出技術を用いて、光るシルクやクモ糸シルクなどの高付加価値なシルクをつくることに成功し、製品化および農家での生産に向けた取り組みが進められています。さらに、シルクのかわりに医薬品などの原料となるタンパク質を生産する昆虫工場の開発も進められており、すでにその一部はヒト・動物の臨床診断薬や化粧品素材の生産手法として実用化されています。我々は、このような動向を従来の養蚕業とは異なる「新たなカイコ産業(新蚕業)」として位置付け、さらなる発展を目指して研究開発を進めていますので、その取り組みをご紹介します。 |
備考: | ※約50名(事前の申し込み不要) |
参加費: | 無料 |
問い合わせ先 | 農研機構連携広報部広報課 |
電話番号: | 029-838-8988 |
URL: | http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2016/05/063267.html |
地図: |
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食と農の科学館(つくば市観音台3-1-1)
36.0298568
140.102849