このイベントは終了しました
- 参加無料
- 当日参加可
主催者・後援者名: | 国際農林水産業研究センター |
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日時: |
2021年11月17日(水)
14:00~16:15 ※気象条件等により日時が変更となる可能性があります。詳細は主催者にご確認ください。 |
場所: | オンライン (YouTube JIRCAS channelより配信) |
イベント内容: | 地球の限界を意味する「プラネタリー・バウンダリー」は、9つの項目のうち、気候変動、生物多様性、土地利用変化、窒素・リンの4項目ですでに境界を超え、世界各国でSDGsや環境に対する関心が高まっています。 世界各国によるパリ協定・COP26への対応としての野心的なカーボンニュートラル目標や、EUの「ファームtoフォーク戦略」における化学農薬・肥料の削減等に向けた意欲的な数値目標など、国際社会は既に経済と環境をイノベーションで両立させる方向に動き始めています。将来にわたって食料の安定供給と農林水産業の発展を図るためには、資源の循環利用、化学農薬・化学肥料の使用抑制等を通じた環境負荷の軽減を図り、カーボンニュートラルや生物多様性の保全・再生を促進し、災害や気候変動に強い食料システムを構築するための技術開発が求められています。 農林水産省が策定する『みどりの食料システム戦略』で示された食料生産性に影響を与えることなく、温室効果ガス排出等の環境負荷を軽減しうる技術に関しても、国内だけでなく、アジア等の開発途上地域に対しても実現可能な技術オプションを示していくことが必要です。ただし万能な技術オプションは存在しません。現場ごとの環境・社会条件に応じて技術を適応し社会実装につなげる必要があります。このため、アジアモンスーン地域で活動する農業研究機関や開発機関が、生産性向上・持続性両立という共通の目標に向けて、それぞれの比較優位を活かした役割を果たしつつ、連携していくためのプラットフォームが求められています。 本シンポジウムは、『みどりの食料システム戦略』に資する国際連携に向けたプラットフォームの在り方について議論を行います。具体的には、農林水産業分野におけるアジアモンスーン地域・各国の農林水産業政策の動向などを理解しつつ、生産性向上と持続性の両立達成に貢献しうるイノベーションや技術開発ニーズを同定し、社会実装に必要な研究・政策・普及ステークホルダーの役割と連携メカニズムを提案します。 ■申込 国際農研 情報広報室 住所:茨城県つくば市大わし1-1 電話:029-838-6708 URL:https://www.jircas.go.jp/ja/symposium/2021/e20211117/entry 申込締切:2021年11月16日(火) 09:00 事前に参加申込をいただいた方には、電子メールでアブストラクトをお送りいたします。締切は日本時間です。 |
参加費: | 無料 |
問い合わせ先 | 国際農林水産業研究センター |
電話番号: | 029-838-6708 |
URL: | https://www.jircas.go.jp/ja/symposium/2021/e20211117 |